Y!mobileは「通話かけ放題」がお得!だけどちょっと注意点が…
安く利用できるY!mobile(ワイモバイル)の通話かけ放題サービス。
2016年頃まではかなり需要の多いサービスでした。というのも、それまではスマホ料金が安くなる格安SIM(MVNO)で「通話かけ放題」のサービスが提供されていなかったからです。
しかし、2017年からMVNOが続々と通話かけ放題サービスを開始。
これにより、Y!mobileが提供していた「10分間かけ放題」のサービスを格安SIMでも利用することができるようになりました。
では、Y!mobileと格安SIMの通話かけ放題、どういった違いがあり、どちらを選べば良いのでしょうか??
今回は、通話かけ放題が必要だけど、月額料金は安くしたい・・・という方に参考にしていただけたらと思います!
目次
Y!mobile(ワイモバイル)の通話かけ放題プラン
Y!mobileでスマホを契約した場合、基本プランに通話かけ放題がセットになっています。
どのプランもかけ放題の内容は同じで、10分以内の国内電話が無制限で利用できます。
月額料金は、データ通信量が2GB/月の「スマホプランS」で1年目1,980円、2年目2,980円です。
※格安SIMは1年契約が多いですが、Y!mobileは2年契約となり、2年以内の解約は契約解除料9,500円が発生します。
この料金が安いのか?ということですが、格安SIMの3GBプランが約1,600円/月。10分かけ放題オプションが約850円/月であることを考えると、ほぼ格安SIMと同じ料金と言えます。(どちらも約2,500円/月)
かけ放題の完全定額サービス「スーパーだれとでも定額」
10分かけ放題とは別に、Y!mobileには何分でも通話できる完全定額サービス「スーパーだれとでも定額」があります。
このサービスを利用すれば、完全にかけ放題として通話を利用することが可能です。
月額基本料に1,000円追加することで利用可能(ケータイプランの場合は1,500円)。
長電話が多い方にとっては、かなりコスパが良くなりそうな価格ですね!
格安SIMの通話かけ放題サービスを比較検討してみる
そもそも、Y!mobileを選ぶメリットは、SoftBankなどの大手キャリアよりも安い月額料金にありました。ところが、格安SIMにも通話かけ放題サービスが登場したことで、通話かけ放題が必要な方も、格安SIMに乗り換えるようになっています。
格安SIMの通話かけ放題サービスもチェックしておきましょう!
格安SIMで完全かけ放題サービスは2つだけ
格安SIMで完全かけ放題(時間制限無し)が使えるのは、「楽天モバイル」か「もしもシークス」のみとなっています。
楽天モバイル
月額2,380円で完全かけ放題。
後述するもしもシークスよりも高く感じますが、月額基本料が安いので、3.1GBプランで3,980円。もしもシークスと同等の月額料金だ。
楽天モバイルに契約することで、楽天でも買い物にポイント1%上乗せされるなど、お得感は楽天モバイルが上回ります。
もしもシークス
月額1,800円で、完全かけ放題。(※ただし、連続して1日50回以上の通話や、連続して60分以上の通話など大幅な利用には制限される場合があります。)
3.5GB/月のデータ通信量で契約した場合、完全かけ放題にすると3,980円/月の料金となります。料金だけでみれば、約3,500円で契約できるY!mobileよりも少し高い価格設定と言えます。
公式サイト:もしもシークス
特定の人とだけ長電話するならこの格安SIM!
特定の人との通話だけ、完全かけ放題にできるサービスもあります。
OCNモバイルONEは上位3人までかけ放題!
OCNモバイルONEの「トップ3かけ放題」サービスを利用すれば、毎月3人までの通話相手に回数・時間ともに無制限でかけ放題にすることができます。
月額料金は850円。
さらに10分かけ放題サービスを併用した「かけ放題ダブル」にすれば、月額1,300円で3人まで無制限+10分誰とでも無制限となるので、かなり使い勝手の良いサービスです。
毎月、決まった人とだけ長電話する人にはオススメ!
公式サイト:OCNモバイルONE
家族間通話ならIIJmio(30分まで無料)
家族間の通話が長い人は、IIJmioを検討してみよう!
「誰とでも10分 家族と10分」サービスを使えば、家族間通話が30分までかけ放題。
月額料金は830円。
家族間通話として扱われるのは、同一mioID間での通話のみとなる点に注意しよう!
公式サイト:IIJmio(みおふぉん)
3分、5分、10分かけ放題サービス比較
その他の格安SIMでも、5~10分間だれとでもかけ放題となるオプションサービスがあります。
サービス | MVNO名 | 月額料金 |
3分かけ放題 | BIGLOBE SIM | 650円 |
5分かけ放題 | 楽天モバイル | 850円 |
10分かけ放題 | OCN モバイル ONE | 850円 |
NifMo | 830円 | |
LINEモバイル | 880円 | |
イオンモバイル | 月額850円 | |
DMMモバイル | 850円 | |
mineo | 850円 | |
nuroモバイル | 800円 | |
DTI SIM | 820円 |
公式サイト:Y!mobile(ワイモバイル)
Y!mobileのメリット・デメリット
かけ放題サービスにも色々とあることをご紹介してきましたが、Y!mobileにすることのメリット・デメリットはどういったことでしょうか?
メリット
まず最初に上げるなら、やっぱり完全通話かけ放題ならY!mobileが安いということですね。
au、docomo、SoftBankの大手キャリアも完全かけ放題がありますが、Y!mobileのように安くありません。
格安SIMの完全かけ放題を選ぶなら、私も利用している楽天モバイルがオススメ。
月単位でオプション利用を選択できるので、どのくらい使うか分からないユーザーは、楽天モバイルのように選択肢が広いほうが良いでしょう。
ただし、Y!mobileもかけ放題オプションは月単位で契約・解除できるので、完全かけ放題を使う比率が高くなる方はY!mobileという選択が良いかと思います。
もう一つのメリットは、留守番電話サービスが無料ということ。格安SIMですと、通常300円/月程度のオプションサービス料が発生するので、その分費用が高くなります。
格安SIMとY!mobile、どちらもスマホの維持コストは安いですが、前者はとにかく料金を抑えるため、後者は電話を多く使う方向けといった感じのサービスかなと思います。
その他にも上記のようなオプションサービスがあります。
デメリット
Y!mobileのデメリットとしては、まずは2年契約(※解除金は9,500円)ということです。格安SIMは1年契約(一部キャンペーンは2~3年契約)となることが多いので、その分なにか問題が起きた時、比較的他社乗り換えがし易いです。
また、契約更新は自動で行われてしまうので、契約更新月にしっかり解約しないと、また2年間Y!mobileを使うことになるので注意が必要です。
それ以外では、音声通話の電波範囲がやや悪いといった評判が見受けられます。
Y!mobileはソフトバンクと同じ音声通話品質なので、ソフトバンクユーザーは同じと思って大丈夫です。
現在 au、docomoユーザーは、もしかしたら、音声通話の電波が弱いと感じるかもしれません。
この点は、一応注意点として挙げておきました。
Y!mobileを契約するならネットと実店舗、どっちが良い?
最後に、Y!mobileを契約する場合、実店舗とネットショップ、どちらが良いか?ということなのですが。
やっぱり、実店舗をオススメします。
理由は、
- 回線乗り換えの場合、ネット申し込みだと回線が使えない期間が発生するリスクあり
- スマホ同時購入ならやっぱり実物を触ったほうが良い
- 実店舗だと分からないことがすぐに解決する
といったことが挙げられます。
もし、ネットショップがオトクなキャンペーンを実施していて、明らかにオトクな場合は別ですけどね!
そのあたりは、実店舗とネットショップを見比べて見てください。
以上、Y!mobileのかけ放題オプションについてでした。
私個人は、しばらく楽天モバイルの5分かけ放題でいこうと思います。
(mineoに戻るか検討中)