Wonderlink LTEの評価・評判まとめ。実際に契約してみた!
様々な企業が参入して激戦となったMVNO業界。そこへ、あのパナソニックも参入しました。パナソニックの格安SIMサービスは「Wonderlink LTE」。
まだ、あまり知名度が無いので、このサービスを知らない人が殆どかと思います。
今回は、Wonderlink LTEを契約してみたので、しむにぃが実際に契約して感じたことや、その他格安SIMとの比較などをレビューしていきたいと思います。
Wonderlink LTE…、大手企業のMVNOだけど、あまりメリットはないかも…!?
Wonderlink LTEの料金プラン
まずは、Wonderlink LTEの料金プランについて見ていきましょう。
プラン | 月額料金 | 下り最大速度 | 月間データ容量 |
I-3Gシングル | 890円 | 225Mbps | 3GB/月 |
I-5Gシングル | 1,460円 | 225Mbps | 5GB/月 |
I-7Gシングル | 1,870円 | 225Mbps | 7GB/月 |
F-使い放題700 | 1,580円 | 225Mbps | 1GB/月 |
F-7G | 2,480円 | 225Mbps | 7GB/月 |
Wonderlink LTEには、大きく分けて「Iプラン」と「Fプラン」の2種類あります。その中で、さらに月間データ容量の異なるプランが用意されています。
IプランとFプランの違いは、「月間データ容量を使い切った後の低速時の速度」と、「通信速度制限」が異なります。
Iプランの場合、データ容量を使い切り、低速モードになると200kbps程の速度となります。
一方、Fプランの場合、データ容量を使い切り、低速モードになっても最大700kbps程の速度が出ます。700kbpsの速度であれば、低画質の動画視聴もできますし、特に音楽のストリーミング再生などにちょうど良いです。
また、通信速度制限も異なります。Iプランの場合、直近3日後の通信量が366MBを超過する場合、速度制限されることがあります。それに対し、Fプランでは、直近1日(24時間)の通信量が1GBを超過した場合に速度制限されることがあります。
Wonderlink LTEのポイントと注意点
Wonderlink LTEのおすすめポイントは、なんといってもFシリーズの低速時700kbpsの速度が出ることです。この速度が出て、月額1,580円という料金はかなり安い設定になっていますね!
700kbpsという速度は、YouTubeなどの動画を快適に観るには少々速度不足ですが、低画質であればなんとか視聴可能です。また、音楽のストリーミング再生であれば問題なく使える速度になっています。これがもし、200kbpsの速度であれば、音楽が途切れてしまうので、音楽好きには良いプランですね。
但し、注意点もあり、直近1日(24時間)の通信量が1GBを超過した場合に速度制限があるということ。使い放題となっているものの、速度制限がある点には注意してください。
Wonderlink LTEって使える?
Wonderlink LTEって実際に使えるのか…という視点でレビューしてみます。
結論から言うと、スマホで使う格安SIMを探している方は、音楽好きなど、700kbpsの速度が必要な人以外は、あまりメリットが無い格安SIMと言えます。
まず、スマホで使う場合のWonderlink LTEのデメリットとして、SMS機能が無いことが挙げられます。この点は、スマホで使うにはかなりデメリットになってきます。その理由の一つが、「セルスタンバイ問題」というバッテリー問題。SMS機能が無いので、電波受信が安定せず、余計なバッテリーを消費してしまいます。
他社の場合、SMS機能追加は、月額150円程の料金が必要ですが、LINE登録の際や、電話番号しか知らない相手への連絡に役立つので、できれば契約した方が良いオプションです。バッテリーの異常消費を防ぐ為にも、メインのスマホで運用する方は、是非SMS付の格安SIMを選ぶようにしてください。
また、Wonderlinkは測度切り替えができなかったり、データ容量管理アプリなどが不足しています。他社格安SIMと比較すると、かなり機能面では物足りなさを感じます。
確かに、月額料金は最安値クラスでありますが、その差は数十円程度。この数十円を取るか、使いやすさや品質を重視するか…となると、やはり後者を選択するのがおすすめ。
結論からすると、やはりFプランの使い放題プランが都合よく使える方が契約すべき格安SIMでしょう。
もし、初めて知った格安SIMがWonderlinkだ…という方は、他にも沢山格安SIMはあるので、是非調べてみてください。