Nifmoの格安SIMをガチレビュー!ニフモはオススメ度No.1?
Nifmo(ニフモ)は、富士通傘下のプロバイダ「Nifty」が提供する格安SIMサービスです。
docomo回線を使うMVNOで、「3GBプラン」「5GBプラン」「10GBプラン」の3つから選ぶシンプルなプランを用意しています。
Nifmoは、専用アプリ「Nifmo バリュープログラム」を使ってアプリのダウンロードしたり、ショッピングをすることでポイントが貯まる独自のサービスを提供しています。
今回は、Nifmoに実際に契約してみたので、使ってみた感想・レビューをしていきます。当サイトでNifmoを一番にオススメするワケとは…?
目次
Nifmoの料金プラン。プラン数は少ないけど幅広いユーザーに対応
まずはNifmoの料金プランを知らない人のために、ここで簡単に解説していきます。
冒頭で触れたとおり、Nifmoには「3GBプラン」「5GBプラン」「10GBプラン」の3つのプランがあり、それぞれデータ専用SIM、音声通話SIMから選ぶことができます。
プラン名 | 料金(データ/通話) | 月間通信量 | 最大通信速度 |
3GBプラン | 900円/1,600円 | 3GB | 225Mpbs |
5GBプラン | 1,600円/2,300円 | 5GB | 225Mpbs |
10GBプラン | 2,800円/3,500円 | 10GB | 225Mpbs |
データ専用SIMプランの料金に700円足したものが音声通話SIMの月額使用料です。
注意点としては、データ専用SIMプランではSMS機能が標準搭載されていないので別途150円/月の契約が必要なこと。そして、音声通話SIMは最低利用期間6か月があり、契約期間内の解約は違約金8,000円(税抜き)が発生します。データ専用SIMの最低利用期間は1か月です。
勿論オススメは3GBプラン。多くのユーザーが月間通信量が3GB以下なので、迷ったらこのプランを選びましょう。プランの途中変更も可能です。
Nifmoのメリット(良いところ)・デメリット(悪いところ)
Nifmoのメリット(良いところ)
バリュープログラムで月額使用料を節約♪
Nifmoには、独自サービス「Nifmo バリュープログラム」があります。専用アプリを使って、スマホアプリのダウンロードやショッピングをすることでポイントが貯まり、月額料金の割引をすることが可能です。
スマホアプリは無料でポイントが貯まるものも多く、提携ショップも有名処が結構あります。
通信量を節約したい人にとって、バリュープログラムはかなり魅力的なサービスです。
初心者でも安心のサポート体制
Nifmoには、スマホ初心者のサポート体制が充実しています。
「Nifmo 訪問レクチャー」では、専門のスタッフが自宅に訪問し、G-mailの取得や初期設定など、初めての人には難しい操作を教えてくれるサービスです。このサービスは、今までスマホを使ったことがある人には不要ですが、高齢者の方などスマホ操作に自身のない方には重宝されるサービスです。
「Nifmo 訪問レクチャー」の料金は24か月契約で480円/月です。途中解約は違約金が発生します。
また、端末を購入した人は「Nifmo 安心保障」という380円/月のオプションがあります。端末故障時には2日以内に交換機を送ってくれるので、緊急時や故障時には助かるオプションサービスです。
秋には電話かけ放題プランも!?
Nifmoは秋から「電話かけ放題プラン」が開始されるといわれています。実は春に導入予定でしたが、延期になりました。
それでも、通話料金が高いことがデメリットの格安SIMにとって、電話かけ放題はかなり重宝されるサービスとなりそうです。
接続サービスのセット割りでさらにお得に!
Niftyの接続サービスを利用している人は、月額料金から200円割引されるキャンペーンが実施されています。Nifty接続サービス契約者が格安SIMを選ぶなら、Nifmoを選ばない手はないかもしれませんね!
Nifmoのデメリット(悪いところ)
Nifmoのオススメポイントについて解説してきましたが、ここではNifmoの微妙な点、注意点について解説していきます。
余ったデータ通信量の繰り越しができない
格安SIMサービスのいくつかは、余ったデータ通信量は翌月に繰り越せるサービスがあります。しかし、Nifmoは余ったデータ通信量を翌月に繰り越すことができません。もっとも、最低でも3GBあるので使い切らない方が多いとは思いますが…波のある使い方をする人は要注意です。
※2015年7月から、Nifmoもデータ繰り越しが可能となりました。
データおかわりが高い?
月間通信量が足りなくなったときは、「データおかわり」で追加チャージすることが可能です。しかし、0.5GB/500円と料金としては高め。他の格安SIMサービスmineoでは、100MB/150円となっているなど、Nifmoでは少々使いにくいサービスになっています。
スマホセット(端末)のバリエーションが少ない
現在、Nifmoのスマホセットで選べるのは、「HUAWEI P8lite」と「FUJITSU ARROWS M01」の2機種のみです。以前はHUAWEIではなくZenFone5でした。Nifmoでは、選択できるスマホ機種は2機種になっているようです。スマホ端末にこだわりたい人にとっては、ちょっと選択肢が少なすぎる印象です。
Nifmoをガチレビュー!実際に申し込んでみた!
実際にNifmoに契約してみたので、ここではレビューをしていきたいと思います。
Nifmoの格安SIMが到着!
Nifmoにお申し込みをして2日後にSIMカードが到着しました。
中身は「格安SIM本体」と「設定マニュアル」といたってシンプル。
一応、NifmoのAPN設定を記載しておきます。
項目 | 設定値 |
アクセスポイント名/名前 | nifty |
APN/接続先 | mda.nifty.com |
ユーザー名/ID | mda@nifty |
パスワード | nifty |
認証タイプ | PAP/CHAP |
MCC | 440 |
MNC | 10 |
気になるNifmoの通信速度は…?
早速気になる通信速度を測定してみました。
Nifmo by Niftyの通信速度、こちらはLTEに繋がってない時。それでも結構速度がでるね! pic.twitter.com/gfCLquWXBV
— 格安SIM速度比較NAVI (@SimNavi) 2015, 7月 17
たま~にLTEに繋がらなくなるのですが、それでも結構速度はでる。
Nifmo by Niftyの通信速度@小田原近郊。深夜という時間もあるけど、LTEはめちゃくちゃ早かった! pic.twitter.com/pM19VBuknQ
— 格安SIM速度比較NAVI (@SimNavi) 2015, 7月 17
LTEに繋げた時は、勿論超高速。測定したのが深夜という時間帯というのもあるけど、かなり早いですね。
上記二つは神奈川県小田原近郊での測定でした。多くの人は、都心での通信速度を知りたいと思うので…都内に行って計測してきました!
場所は、有楽町駅前のカフェ。時刻は19時台です。
その結果がこちら↓
下り | 上り | PING | |
1回目 | 11.16 Mbps | 2.71 Mbps | 49 |
2回目 | 13.64 Mbps | 2.49 Mbps | 50 |
3回目 | 6.61 Mbps | 1.83 Mbps | 50 |
平均値 | 10.47 Mbps | 2.34 Mbps | 50 |
3回計測したのですが、かなり安定して速度が出てくれました。
この日は他社MVNO8社の通信速度を計測してきました。
通信速度の比較が知りたい方は、「MVNO格安SIM8社の通信速度比較」を参考にしてみてください。
それにしても、Nifmoはdocomo系MVNOの中でもかなり安定した速度を出してくれるようです。
バリュープログラムも意外と使える?
せっかくなので、「Nifmo バリュープログラム」も使ってみました。先述の通り、アプリダウンロードなどでポイントが貯まるNifmo専用アプリです。
アプリを開くと、どんなサービスでいくらポイントが貯まるのかが一目でわかるようになっています。
アプリのダウンロードで大体30~50円程。クレジットカードなどに申し込むと、1万円近くポイントが貯まるものもありました。余ったポイントは勿論翌月以降に繰り越すことができます。
実際、アプリを二つダウンロードしてみたところ、すぐに100円分のポイントをゲットできました!
毎月100~200円くらいはすぐにポイントが貯まりそうです。ほかの格安SIMにはない独特なサービスなのですが、結構ありがたいですよね!3GBプランだったら、毎月800円くらいで運用できそうです♪
Nifmoのレビューまとめ
Nifmoを実際に契約してみて、Nifmoはかなりオススメだと思いました。他のdocomo系MVNOは速度が落ちている傾向にありますが、Nifmoはまだ安定しています。まだ契約者が多くないのかな?
今後は、電話かけ放題などが開始され、より魅力的なサービスになっていくので契約者はどんどん増えていくと思います。その時に、通信速度のクオリティを維持してほしいですよね!
現段階では、都心でも安定した速度をだしてくれたNifmo。当サイトいちおしの格安SIM認定です♪
7月からニフモもデータ繰り越しができるようになったはずですよ?
本当ですね。こちらの情報が誤っておりました。申し訳ございません。
正しい情報発信ができるよう、努めてまいります。
ご指摘どうもありがとうございました!