auからmineoにMNPするタイミングは?実際にMNPしてみた!
こんにちわ、しむにぃです。
10年以上au一筋で、一度も浮気をせずにずっと使い続けてきた僕が、ついにauのMNP転出を決心しました。乗り換え先は格安SIMのmineo(マイネオ)。目的は勿論、スマホ維持費の節約です。
結果、格安SIMに乗り換えて本当に良かったです!
但し、大手キャリアを解約するときにネックとなるのが2年縛りの違約金。
「格安SIMにMNPしたいけど、まだ契約更新月ではないから…。」と、躊躇している方も多いのではないでしょうか?しかし、僕がmineoにMNPしたのは契約更新月の5か月前でした。
「えっ、それだと違約金で高くならない?」と思われるかもしれませんが、そんなことはありませんよ。ここでは、契約更新月前にMNPした場合と、更新月にMNPした場合ではどのくらい費用に差があるのか、僕のケースで検証してみました。
目次
auのスマホ月額使用料はこんな感じでした
ここでまず、僕が解約したときのauの契約状況について確認します。
auかんたん決算利用料や、通話料といった利用料金を除いた、固定費用のみで見るとこんな感じ。
基本料金 | 934円 |
オプション使用料 | 6,380円 |
毎月割 | -1,710円 |
auスマートバリュー | -1,410円 |
端末機器代金 | 2,610円 |
消費税等 | 480円 |
合計月額使用料 | 7,284円 |
僕は自宅でau光のインターネット回線を使っているので、その分毎月1,410円の割引が適用されていました。この割引が無い方も多いと思うので、やはりauのスマホの維持には平均9,000円程コストがかかると思います。
今回、月額料金をもとに、『MNPするタイミング別のコスト』を計算していくのですが、ここではわかりやすい数値にするため、auスマホの月額維持費は月7,300円として計算していきます。
au契約更新のタイミングは2つある!?
auの契約を更新するタイミングとしては、2つあります。『契約更新月』と『端末機器代金の残債が0になる月』です。勘違いしやすいですが、機種変更した月は契約更新月ではありません。あくまで、携帯電話番号を入手した月(新規契約した月)が契約更新月になります。
僕の場合は、契約更新月は5か月後
auなど大手キャリアの契約には、いわゆる”2年縛り”というものがあります。契約更新月は2年後となり、その月に解約しないと、自動でまた2年間の契約となります。契約更新月以外の解約には、違約金として10,260円(税込)が発生します。僕の場合、次の契約更新月は5か月後の2015年12月でした。
端末機器代金の残債0は約1年後…
僕が現在使っているGalaxyS5に機種変更したのは2014年5月。右のXperiaZ3は、mineoにMNPしたタイミングで使い始めました。
Galaxyの残債は、28,710円(税込)でした。残債は1年近く残っている状態で解約したことになります。
因みに途中で解約した場合でも、残債の分割払いは継続されるので、約2,800円を毎月支払うことになります(勿論一括も可能)。
auからmineoにMNPする最適なタイミングは?
それでは、今回の本題である『auからmineoにMNPする最適なタイミング』について考察していきます。
結果として僕は、中途半端な2015年7月(更新月5か月前)にMNPしたわけですが、それが果たして”契約更新月”と”端末残債0”で比較するとどのくらい差がでるのか?という視点で考察していきます。
契約更新月まで半年以上あるならすぐにMNPするのもあり!
まずは、『auを更新月まで継続利用した場合のコスト』と、『更新5か月前にMNPした場合のコスト』を比較してみました。
『auを継続利用した場合の契約更新月までのコスト』 は以下の通りです。
※1:au基本料、2:MNP転出手数料、3:mineo事務手数料
次に、『更新5か月前にMNPした場合の契約更新月までのコスト』です。
※1:mineo基本料、2:違約金、3:MNP転出手数料、4:mineo事務手数料、5:端末代
※こちらはmineoデュアルタイプ1GBプラン:1,576円を1,600円として計算しています。
このような計算になります。
差額にすると、
となります。
つまり、更新月の5か月前でもMNPしたほうが約4,000円程節約になるということです。
因みに、更新月1か月前、2か月前、3か月前…にMNPした場合と更新月にMNPした場合の差額は以下の通りです。
契約更新月 | au継続 | mineoMNP | 節約費用 |
0か月前 | 5,400円 | 5,400円 | 0円 |
1か月前 | 12,700円 | 20,060円 | -7,360円 |
2か月前 | 20,000円 | 24,460円 | -4,460円 |
3か月前 | 27,300円 | 28,860円 | -1,560円 |
4か月前 | 34,600円 | 33,260円 | +1,340円 |
5か月前 | 41,900円 | 37,660円 | +4,260円 |
6か月前 | 49,200円 | 42,060円 | +7,140円 |
7か月前 | 56,500円 | 46,460円 | +10,040円 |
8か月前 | 63,800円 | 50,860円 | +12,040円 |
9か月前 | 71,100円 | 55,260円 | +15,840円 |
10か月前 | 78,400円 | 59,660円 | +18,740円 |
11か月前 | 85,700円 | 64,060円 | +21,640円 |
12か月前 | 93,000円 | 68,460円 | +24,540円 |
この表は、僕の契約状況のケースですので、利用状況で若干変わってきます。例えば、端末残債が無ければ、もう少しauの維持費は少なくなります。後は、電話をする方は格安SIMだと高くなります。
それでも、契約更新月前にMNPした場合でも十分維持費を節約できることが分かっていただけると思います。
「毎月7GBも使い切らない」、「電話かけ放題のプランはいらない」…そんな方は、格安SIMに早めに乗り換える選択は十分良いと言えます。
勿論、通信速度がお昼に落ちやすかったり、通話料金が高いといったデメリットもありますが、利用用途によってはほとんど気にならない人も多いでしょう。
mineoにMNPを考えている方は、更新月まで半年以上あるならば更新月前にMNPするのもあり!ということが言えます。
端末残債は気にしなくてもいい?早く格安SIMにしたほうが節約できる
次に、『端末残債がなくなるまでauを継続した場合』はどうでしょうか?既にご説明した通り、僕の場合は端末残債がなくなるのは10か月後の2015年5月でした。
残債がなくなる2015年5月までauを継続した場合のコストは以下の通りです。
※1:au基本料、2:MNP転出手数料、3:mineo事務手数料、4:違約金
次に、mineoにMNPした場合の、2015年5月までのコストは以下の通り。
※1:mineo基本料、2:違約金、3:MNP転出手数料、4:mineo事務手数料、5:端末代
このようなコストになりました。
差額にすると、
となります。
つまり端末残債が残っていたとしても、28,290円もスマホコストを節約できることになります。これだけあれば、新しいスマホ1台買えてしまいますよね。
キャリアで端末を購入すると、端末代金分の割引があるので「残債0になるまで契約したほうがいい?」と思いがちですが、意外とそんなこともないんですね。
auからmineoにMNPするタイミング まとめ
ここまで読み進めて頂けた方は、意外と中途半端な時期でも格安SIMにMNPすると節約になるんだなぁ と思っていただけたのではないでしょうか?
実際、僕は契約更新月の5か月前にMNPしたのでそこまで恩恵は受けれていませんが、もっと早い時期にMNPしていればかなり節約することができていました。
勿論、auにはauの良さがあり、キャリアメールを沢山使う方、電話かけ放題を重宝している方は今後も大手キャリアが良いかと思います(※docomo回線であれば楽天モバイルで電話かけ放題プランが出ました≫楽天モバイル電話かけ放題詳細)。
一方、通信費用を抑えたい方は、動画を頻繁に使わない方、電話を沢山しない方は、mineoという選択はありなのでは?と思います。むしろ、格安SIMにしてないことで損している人が沢山いるな。。というのが、僕の本音です。
細かな点ですが、auの基本料金同様、mineoも基本料は日割り計算となります。更新月だけ決めておいて、あとは余裕のあるタイミングでMNPしましょう!
最後に、『≫auからmineoにMNPする前にやるべきこと&注意点まとめ』も参考にしてみてください。
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